今年の夏は、小学校にて『夏を快適に暮らす方法』と題しての
学校での講演活動をさせていただきました。
11月に入り。同じ学校より、『部屋の温度を上げる以外で温かく過ごす方法』という講演のご依頼を頂きました。
子供たちにお話をするのは慣れているのですが、先生方も40名以上出席されて、
かなり緊張しました
写真は夏のとき撮影したものです。(一人で今回は参加のためカメラマン役がいませんでした。)
子供たちのディスカッション(?)では、
・こたつの敷きふとんの下に銀色のシートをひく
・カーテンを開けて光を取り込む
・窓ガラスをきれいに掃除すると温かく感じた
・エアコンを掃除する
・湿度を上げると温かく感じた
などみんなすごくいっぱい意見を出し合っていましたよ。
そんななか、私の講演は【古くからある伝統の家】をテーマにお話しました。
全部話すと長くなってしますので、かいつまんで言うと、
かやぶき屋根の保温効果や、囲炉裏を囲んでの家族だんらんの生活スタイル
などをお話ししました。
子供たちも カヤブキ? イロリ? と目をパチクリさせながら真剣にノートを
とっていました。
今はどの部屋に行っても冬暖かいのが当たりまえ。
でも昔は、囲炉裏を囲んで一日の出来事を家族みんなで話しながら
ご飯を食べる。
なんだか時間に追われているような現代人こそ、必要な心のオアシス見ないなものですね。
タナハシ大福建築 棚橋龍彦